【イブプロフェンの市販薬】用途別おすすめの薬

イブプロフェンは、すぐれた解熱、鎮痛効果に加えて、炎症を抑える働きがあるため、多くの処方薬と市販薬（OTC医薬品）に主成分として配合されています。

「NSAIDs：非ステロイド性抗炎症薬」という種類の成分です。

同じ「NSAIDs」には、「ロキソプロフェンナトリウム」を使ったロキソニンSや、「アスピリン」を使ったバファリンAなどの市販薬があります。

そんな「NSAIDs」の中でも、おそらく最も市販薬に多く含まれている成分がイブプロフェンです。

それでは、目的別に適した市販薬を、成分の観点から選んでみましたので、ご覧下さい。

解熱と鎮痛効果の高い薬がほしい

まずは、解熱鎮痛効果に優れた製品を3つ紹介します。

いずれも眠くなる成分が含まれていますが、カフェインも含まれている為、日中に飲むこともできるでしょう。

効き目重視のバファリンプレミアム

バファリンプレミアムは、イブプロフェンに「アセトアミノフェン」と「無水カフェイン」を加えることで、さらに解熱鎮痛効果を向上させています。

また「乾燥水酸化アルミニウムゲル」が胃腸障害をおさえることで、効果を高水準に保ちながら、副作用も極力低減させた薬になります。

やや値段が高めな点が難点とも言えますが、同シリーズのバファリンAと比べても、高い解熱鎮痛効果が期待できるでしょう。

バファリンプラスが進化したバファリンプレミアムの成分と効果

バファリンプレミアムは、2014年2月にライオンから発売された解熱鎮痛薬です。配合成分効果や、バファリンAとの違いについて解説してい

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効き目が早いイブクイック頭痛薬

イブクイック頭痛薬の最大の特徴は、有効成分「酸化マグネシウム」による効き目が早い点にあります。

解熱鎮痛効果は、イブA錠と同等ですが、「酸化マグネシウム」が胃腸障害を抑える効果も発揮するため、胃にもやさしい薬といえるでしょう。

コストパフォーマンス重視のイブA錠

コストパフォーマンスを重視する人におすすめなのがイブA錠です。

同じ成分で配合された市販薬も多く、イブシリーズでも一番人気のある商品です。

眠くなる成分をふくまない薬がほしい

眠くなる心配のない、尿素系の成分が含まれていない市販薬を紹介していきます。

軽度の症状にはイブ

有効成分がイブプロフェンのみのとてもシンプルな薬です。

痛み止めや解熱の効果は穏やかですが、その分副作用のリスクも低い薬です。

※名前が似ていますが、上で紹介した「イブA錠」とは別製品です。

重めの症状にはリングルアイビー錠200

リングルアイビー錠200もイブと同様にイブプロフェンのみで作られた薬ですが、含有量が多いためイブより効き目が強い特徴があります。

その分副作用のリスクも高まるため、長期間の使用はさけて、本当につらいときや、大事な用事の前に服用するなど注意しましょう。

今回紹介する薬の中で唯一用法・用量が異なり、１回１錠で最大１日２回、６時間以上間隔をあける必要があります。

イブプロフェンが主成分の市販薬

参考までにイブプロフェンが主成分の市販薬の一覧を掲載します。