Q. 薬の使用期限は過ぎたら飲めない?

薬の使用期限

Q. 薬の使用期限は過ぎたら飲めない?

A. 薬にも食べ物と同じように使用期限があります。 通常は6ヶ月〜3年に設定されています。

 

使用期限を過ぎた薬はどうなる?

使用期限をすぎた薬は効き目が低下してしまいます。

薬は食べ物のように腐ってしまうわけではないので、不思議に思われるかもしれません。

 

多くの薬は科学物質で出来ていて、様々な条件によって時間と共に分解されてしまいます。

本来体内で分解されるべき物質が分解されてしまうため、薬を飲んだときに有効成分が少なくなります。そして薬の効果が低下してしまうのです。

場合によっては、分解によって生まれた新たな化学物質によって、副作用をもたらしてしまうこともあります

 

箱を開けた薬の使用期限は?

薬の外箱に記載されている使用期限は、箱を開けずに適切に保管されていた場合の期限です。

箱を開けた薬はメーカーが想定した保管状態とは異なってしまうため、6ヶ月くらいを目処に捨てるように推奨されています。

 

薬の種類による違い

また、胃腸薬や目薬、シロップなど開封後は早めに使い切る必要のある薬もあります。

薬ごとの用法に従って古くなった薬は捨てるようにしましょう。

薬の保存場所ですが、湿度、温度の低い遮光されたところに保管すると良いでしょう。

必ずしも冷蔵庫に保管する必要はありません。

 

パッケージに使用期限の記載がありますので確認しましょう。

ちなみに先日(2015年当時)私が購入したバファリンは、購入してから3年後くらいでした。

 

まとめ

薬は安いものではないので、使用期限が過ぎたからといって捨てることに抵抗があるかもしれません。

ただ、いざというときに効き目がないのでは意味がありません。

まとめて一度に買い過ぎないなど計画的に薬を購入するようにして、使用期限には気をつけるようにしましょう。

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