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肩こり、腰痛に効果的な市販薬は、成分の観点からいくつかの種類に分けることができます。
一番多いのがNSAIDsという種類の薬で、ロキソニンやイブ錠、ラックルなどがあります。
NSAIDsの薬は、肩こり、腰痛だけでなく、全身の痛み止めとして用いられます。
一方、ドキシン錠に含まれるメトカルバモールは、筋肉の異常な緊張やこりをほぐすことで、痛みをやわらげる効果があります。
痛みを抑制する仕組みが違うため、他の市販薬が効かなかった場合でも、効果が期待できるかもしれません。
メトカルバモール自体は痛みの鎮静効果が低いため、エテンザミドや無水カフェインなどを配合することで、ドキシン錠は痛み止めの効果を高めています。
効能・効果
筋肉の異常緊張・けいれん・疼痛をともなう次の諸症
:腰痛、肩こり、筋肉痛、四十肩、五十肩、神経痛、寝ちがい、ねんざ、打撲、スポーツ後の筋肉痛、関節痛
成分
2錠(成人の1回服用量)中
・メトカルバモール500mg
・エテンザミド300mg
・無水カフェイン30mg
・酢酸トコフェロール(ビタミンE酢酸エステル)30mg
・ジベンゾイルチアミン(ビタミンB1誘導体)8mg
用法・用量
次の量を、なるべく空腹時をさけて、水またはお湯で服用すること。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15歳以上) | 2錠 | 3回 |
小児(12歳-14歳) | 1錠 | |
12歳未満 | 服用しないこと |
まとめ
腰痛や肩こりの原因は複雑なので、市販薬に過度な期待はできませんが、 軽度な肩こり、腰痛、筋肉痛で悩んでいる人は、ドキシン錠の使用を検討されるといいでしょう。