頭痛といっても風邪や2日酔いによる頭痛から、脳の病気による頭痛などさまざまな種類があります。
そして、頭痛の種類によって対処法も大きく異なってきます。
例えば、冷やすことが効果的な頭痛の種類もあれば、却って悪化させてしまう場合もあります。
また「頭痛に薬が効かない」という経験をされた人は、そもそも対処法が間違っていることも考えられます。
それでは、頭痛の種類とその対処法について見ていきましょう。
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偏頭痛
女性に多いと言われている偏頭痛について特徴を紹介していきます。
頻度:ときどき
痛み方:「ズキンズキン」「ガンガン」「ドクンドクン」と脈打ったような痛みが4〜72時間続く
場所:こめかみ
対処法:市販の痛み止めは効果が低いため、病院で診察されることをお勧めします。
緊張型頭痛
頭痛の中で最も多いと言われるのが、緊張型頭痛です。
緊張型頭痛は主に無理な姿勢や過度な緊張、ストレスなどが原因で起こると言われています。症状は頭全体がしめつけられるように痛みます。
自分の頭痛が当てはまるか次の項目をチェックしてみましょう。
頻度:毎日
場所:頭全体
薬以外の対処法:
- 長時間、同じ姿勢をとらない。
- ストレッチや運動をする。仕事でパソコンを使ったデスクワークをしている人は要注意です。
- 血行を良くする為に毎日しっかりと入浴する。
- 帽子やヘアバンドなどを外す。
緊張型頭痛におすすめの薬
ロキソニンS
病院でも処方されるロキソニンの市販薬であるロキソニンSは、頭痛の痛みを一時的に抑える薬として非常に高い効果を期待できます。
主成分であるロキソプロフェンナトリウムは、痛みの原因物質を素早く抑える特徴をもっています。
第1類医薬品に分類されるため、通常の商品棚には置いていませんので注意が必要です。
薬局で店員に声をかけるか、取り扱いのあるネットショップで購入するようにしましょう。
ただし、緊張型頭痛の原因を根本から解決するわけではありません。
頭痛薬で痛みは抑えながら、原因の対処は別に行っていきましょう。