2014年6月から法改正によって、第一類医薬品のネット販売が可能になりました。
ただし、第一類医薬品の中でも一部特別な配慮が必要な薬は対面販売になります。
以前から、第二類、第三類医薬品のネット販売は可能でしたので、現在は第一類から第三類まですべて取り扱いが可能になりました。
第一類医薬品を取り扱っているネットショップは?
第一類医薬品を販売するには条件が厳しいため、薬を販売していたすべてのネットショップが対応できている訳ではありません。
LOHACOやケンコーコム、楽天に出店の一部ネットショップなどでは購入可能です。
Amazonはまだ第一類医薬品はまだ販売していません。
第一類医薬品をネットショップで購入するときの注意事項
第一類医薬品(ロキソニンなど)を購入する場合、簡単な問診に回答する必要があります。
各店舗によってこの仕組みは異なりますが、ホームページ上で選択式や自由記述の問いに数個回答するケースが多いようです。
私は以前、とあるネットショップで回答を間違えて入力してしまい、薬剤師さんから確認の電話連絡がありました。
そのときは、再度入力をし直すことで購入が可能になりました。
ネットで買えない薬は?
処方箋医薬品、いわゆる処方薬をインターネット店舗で購入することはできません。
今までどおり、医者による診断の上処方してもらう必要があります。
また、スイッチ直後医薬品に分類される薬も2015年現在では、ネットでの販売は禁止されています。
スイッチ直後医薬品(15品目)
薬名 |
---|
アレジオン10 |
ストナリニ・ガード |
エルペインコーワ |
アレギサール鼻炎 |
アイフリーコーワAL |
ロートアルガードプレテクト |
アレグラFX |
ナロンメディカル |
エパデールT |
エヴァステルAL |
アンチスタックス |
コンタック鼻炎Z |
ノアールPガード点眼薬 |
ストナリニZ |
エパアルテ |
基本的には、風邪などの症状のときには病院で受診してもらうべきです。
ただし、今までは病院でしか処方してもらえなかったロキソニンSなど効果の高い第一類医薬品も購入も可能になりました。
状況にあわせてうまく活用できるようにしていくと良いでしょう。