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ラックルは飲む腰痛薬として、日本臓器製薬から販売されている市販薬です。
効能に腰痛をうたっている市販薬は珍しくありませんが、腰痛をここまで前面的にだしている薬はあまりありません。
実際にラックルは、腰痛に効果があるのでしょうか?
成分などの観点から確認してみたいと思います。
ラックルの成分
ラックルの有効成分は、アセトアミノフェン 300mgのみで、非常にシンプルです。
アセトアミノフェンは、傷み止めや解熱の効果をもった成分で、多くの処方薬や市販薬に配合されています。
通常、アセトアミノフェンはほかの成分と配合されることが多いのですが、ラックルはアセトアミノフェンのみでつくられていることに大きな特徴があります。
アセトアミノフェンのみでつくられた薬は、ほかにタイレノールAがあります。
急性腰痛、慢性腰痛に効果的なアセトアミノフェン
腰痛診断ガイドラインの 第4章 治療 の中で、アセトアミノフェンは、NSAIDsと共に推奨度が一番高い◎になっています。日本とアメリカで同じ評価になっています。
腰痛や肩こりのこりをとるといわれる、筋弛緩薬が〇になっているので、アセトアミノフェンはそれ以上に効果的という評価を得ています。
NSAIDsとは?
正式には、非ステロイド性抗炎症薬というグループの薬です。
市販薬では、ロキソニンS(ロキソプロフェン)や、イブA錠(イブプロフェン)などの商品があります。
ラックルの特徴
成分だけでみるとラックルと同じ成分の薬はありますので、正直なところ腰痛に対する効果がずばぬけているわけではありません。
ラックルの最大の特徴は、水なしでも飲めることにあります。カリカリと噛み砕いて飲むことができます。
また、アセトアミノフェンの特徴として空腹時にも飲むことができるので、手軽に服用できるのは大きなメリットと言えそうです。
ちなみに、同じメーカーから肩用ラックルという商品も販売されていますが、こちらは漢方なので全く成分は異なります。
ラックルの製品情報
効能・効果
■腰痛・神経痛・関節痛・肩こり痛・筋肉痛・頭痛・ねんざ痛・外傷痛・打撲痛・骨折痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・月経痛(生理痛)の鎮痛
■悪寒・発熱時の解熱
用法・用量
■成人(15歳以上)、1回1錠、1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて、かみくだくか、軽く口中で溶かした後、水と一緒に服用して下さい。
■服用間隔は4時間以上おいて下さい。
■15歳未満は服用しないで下さい。
まとめ
ご紹介した腰痛診断ガイドラインは、万人に必ずしも適用されるものではありません。
通常は病院の受診されることがベストなのは、いうまでもないでしょう。
ただし、何かしらの事情で市販薬で腰痛治療をする際の選択肢としては、アセトアミノフェンを含有したラックルが有力な候補として期待できそうです。