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ナロンエースは、頭痛、生理痛などに効果的な市販薬です。
発売日は1990年なので、執筆現在(2018年)で28年もの実績のある薬です。
ナロンエースは、バファリンやEVEといった傷み止めと並んで、非常に人気の高い市販薬です。ただし、売上と効果が必ずしも比例するわけではありません。
ナロンエースの成分から効果のある薬であるのかを紹介していきたいと思います。
ナロンエースの成分
ナロンエースは、次のような成分が配合されています。
2016年10月16日、ナロンエースが「ナロンエースT」にリニューアルされました。
「ナロンエース」と「ナロンエースT」は、少し小粒になりましたが、まったく同じ成分で効果も同じです。
イブプロフェン | 144mg |
---|---|
エテンザミド | 84mg |
ブロモバレリル尿素 | 200mg |
無水カフェイン | 50mg |
※値は1回分(2錠)
まず、主成分のイブプロフェンは生理痛に限らず、頭痛など全身の痛み止めに効果の高い成分です。
エテンザミドも痛み止めに効果があり、イブプロフェンとあわせて、2つの成分でダブルブロックすることが特徴です。
類似商品セデスキュアと比較
同じく生理痛として有名なセデスキュアの1回あたりの量は、イブプロフェン75mg、無水カフェイン40mgです。
複数の成分で構成されているため、単純な比較は難しいところですが、セデスキュアよりもナロンエースの方が比較的効果が強いことが分かります。
効能・効果
ナロンエースは、次のような効能・効果があります。
- 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・神経痛・咽喉痛・耳痛の鎮痛
- 発熱・悪寒時の解熱
メーカーサイトやパッケージから、ナロンエースは生理痛に対する効果が高いと強調されています。
ナロンエースに含まれる、「ブロモバレリル尿素」は鎮痛効果をたすけると同時に、気分を落ち着ける効果も期待できます。
これが、生理痛と相性がいいと考えられる理由といえそうです。
副作用
胃痛の副作用
ナロンエースは、複数の成分が比較的多く配合されている為、副作用がおこる可能性もそれなりに高くなっています。
胃痛などの副作用があらわれる可能性があるため、食後に飲む、十分な水と一緒に飲むなど基本的な用法を守るように気をつけましょう。胃痛の副作用を経験したことがある人は、胃粘膜を保護する成分の入った「ナロンエースR」を選ぶといいでしょう。
眠気に注意
ブロモバレル尿素には、眠くなる効果もあります。
カフェインによる覚醒効果もあるため、日中にまったく飲めないというわけではないでしょうが、運転などは控えるようにしましょう。
眠くなる成分が入っていないナロンシリーズには、「ナロンメディカル」があります。痛み止めの主成分は同じくイブプロフェンなので、ナロンエースと似たような効き目になっています。
用法・用量
ナロンエースの用法、用量は、
15歳以上は、1回2錠、1日3回まで
15歳未満(子供)は、服用できません
ナロンエースシリーズを比較
ナロンエースは2018年現在も購入することができますが、メーカーサイトによると「旧製品」の位置づけになります。
ナロンエースシリーズの主力製品は次の3製品になります。
- ナロンエースT
- ナロンエースR
- ナロンメディカル
ナロンエースとナロンエースTは、パッケージが違いますが、同一成分の同じ薬と考えていいです。
どのような違いがあるのか、成分の違いを表にまとめてみました。
成分 | 成分 |
---|---|
ナロンエースT | イブプロフェン 144mg エテンザミド 84mg ブロモバレリル尿素 200mg 無水カフェイン 50mg |
ナロンエースR | イブプロフェン 144mg エテンザミド 84mg ブロモバレリル尿素 200mg 無水カフェイン 50mg 乾燥水酸化アルミニウムゲル 66.7mg |
ナロンメディカル | イブプロフェン 200mg |
成分の羅列では理解しづらいと思うので、要約してみます。
成分 | 胃痛保護 | 眠気成分 | 鎮痛成分 |
---|---|---|---|
ナロンエースT | なし | あり | 2種類 |
ナロンエースR | あり | あり | 2種類 |
ナロンメディカル | なし | なし | 1種類 |
まず、鎮痛成分の違いはありますが、「頭痛」「生理痛」など痛みの種類によって、薬を使い分ける必要はありません。
ナロンエースTとRには、気持ちを鎮める「ブロモバレリル尿素」が入っていますが、眠くなる副作用もあるので、注意しましょう。
鎮痛薬には、胃痛を引き起こす副作用があるため、「ナロンエースR」には胃粘膜を保護して、胃痛のリスクを抑える効果が期待できます。効き目も速いという意味でRとメーカーはうたっていますが、どれほど即効性があるかは定かではありません。
眠気を回避したいなら、「ナロンメディカル」で決まりです。
ナロンメディカルの鎮痛成分を1種類と表記しましたが、含有量はナロンエースTより多いため、効果が劣るわけではありません。同等の鎮痛効果が期待できます。
まとめ
ナロンエースに含まれるイブプロフェンやエテンザミドは、痛み止めの定番成分ではありますが、2つを組み合わせた完全に同じ配合の市販薬は、珍しいです。よって、ナロンエースの独自配合に価値があると言えます。
価格も安いので、生理痛などで定期的に利用するには重要なポイントです。
眠くなる成分が入っていることが弱点でしたが、新しいナロンシリーズと使い分けることで、弱点も克服することができたと言えそうです。